ギュル大統領、1法案に拒否権行使、3法案は承認
2008年08月19日付 Yeni Safak 紙

電子通信法案の4条項について拒否権を発動したアブドゥッラー・ギュル大統領は、一方で、銀行、健康保険料、教育に関する3法案には承認をした。
電子通信委員会の委員7人の給料が首相府政務次官の給与金額に固定され、退職者にも2年間は同額が支払われる仕組みとなっている法案は、アブドゥッラー・ギュル大統領によって棄却された。
ギュル大統領は、「電子通信法案」を再考の余地ありとして議会に差し戻した。第5803号「電子通信法案」を、59条・60条・66条・67条について再考するべきとしてトルコ国民議会議長に差し戻したのだ。
一方で、アブドゥッラー・ギュル大統領が承認した、第5797号「社会保険及び一般健康保険法案」と「一部法案における変更に関する法」で、一般社会保険組合と自営業者保険組合の保険料徴収の新たな設定について、審議はさらに20日間延長されることとなった。この法案は、ベテラン教育者に定年権を認めている。教育者は(定年後に)さまざまなヘスルケアのサービスを受けることができる。
アブドゥッラー・ギュル大統領は、行政裁判所のメンバーであるスナ・チュルクオール氏を有識者および検察官高等委員会の本委員として、同じく行政裁判所のハティジェ・ジェイダ・ケルマン氏を予備委員として、任命した。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:14523 )