■ 国有地の占有に終わりは来るか?
【カイロ:イサーム・アブドゥルカリーム】
国有地の占有に終わりは来るのか? 国有地利用センターのオマル・シャワードフィー所長は終わりは来ると明言し、国有地をあらゆる種類の侵犯や非合法的な所有から守ることを専門とする警察の設立を呼びかけた。
国有地利用センターの運営委員会は昨日、野放しになっている国有地の状況や、いくつかの国有地に対する違法な占拠状態について検討した。シャワードフィー所長は「〔違法に占拠した〕土地の所有権を主張するための書類として県が発行した領収書に土地所有の根拠を求める者達がいるため、このように使われる可能のある領収書は発行しないよう、各県に求めた」と述べた。
また委員会では、あらゆる形態の国有地占有を禁止するための法的基礎を検討したが、管轄下にある2キロメートルまでの国有地の管理問題についても、意見が割れたと指摘した。そして、国有地の処分にあたる部門を統一し、業務経験のあるそれぞれの窓口が、県知事評議会および国有地の管理権限を持つあらゆる部署と連携しつつ、国有地の売却益を専用の基金に納めるべきだとの考えを明らかにした。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:14530 )