■ 交通法適用から一週間
■ ウブードでは混乱…ポート・サイードでは歩道にしゃがみ込み
■ イスマイリーヤとマンスーラでは高官たちが交通違反
2008年08月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
交通法の適用から一週間が過ぎた。いくつかの県では状況の改善が現れた一方、ポート・サイードでは市民達が、新興住宅地の住民たち相手に暴利をむさぼる悪徳タクシー業者たちの支配下に置かれている。今では歩道に座り込んで交通手段を待つ光景が日々繰り返される光景になった。
県の域内交通計画には非難の目が向けられている。同計画所有の自動車が県の車庫に溜まっているためで、その数は45台にのぼる。交通危機を根本的に解決するに十分な数であり、それこそが同計画に求められている危機解決策なのだ。特に夜間には、県民や同県を訪問した人たちが〔交通機関を待って〕道に溜まる事態になっている。県の事務次官がトップを務める域内交通が危機解決に失敗した今、迅速な介入が必要とされている。
またイスマイリーヤでは交通警察が高官たちを特別扱いせず、罰則を適用した。違反が記録されたのは、人民議会議員二名、警察官二名、検察局の職員一名に、軍の将校一名だった。
(中略)
またマンスーラ県では、ダフリーヤの交通警官が検事二名と警察将校、軍将校二名の運転免許を取り消した。これらは新交通法違反によるものであり、具体的にはシートベルトの未装着、視界を遮るガラスの利用であった。治安局長のムハンマド・タラバ少将と交通局長のフサイン・フアード少将のもと、各県都市の道路取り締まりキャンペーンは続けられており、3044件の交通違反が検挙され、即時に支払われた罰金の額は2万8000エジプトポンドに達した。
(後略)
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:14571 )