ビュユクアヌト参謀総長、北イラク侵攻を夏季に実施していたら、より多くの犠牲がでていただろう
2008年08月26日付 Yeni Safak 紙
参謀総長ヤシャル・ビュユクアヌト陸軍大将は、北イラクに対して行われた陸からの軍事作戦が、最も寒い時期に行われたと述べ、「雪の下に埋もれた爆弾を爆発させられないため、犠牲を出さずに済んだ。もし夏に侵攻を行っていたら、われわれの犠牲者はより多くなっていただろう」と話した。ビュユクアヌト参謀総長は、トルコ・フォトジャーナリズム協会と報道プロカメラマン協会の代表の訪問を受け入れた。
来賓と歓談したビュユクアヌト参謀総長は、先般、北イラクに対して実行した陸からの侵攻作戦について評価付けをした。作戦に先立ち最近10年の気象情報を吟味したことを明らかにしたビュユクアヌト参謀総長は、作戦は、最も寒い時期と最も厳しい状況が明確にされ、作戦をその時期に行ったと述べ、次のように語った。
「敵が積雪の下に埋もれた爆弾を爆発させることができなかったため、犠牲者をまったく出さずに済んだ。雪は爆弾を覆った。もし夏に侵攻を行っていたら、われわれの犠牲者はもっと多くなっていただろう。このことは、われわれの(作戦の)タイミングの正当性を示している」
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( 翻訳者:萩原絵理香 )
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