民族主義者行動党から驚きの進展 バフチェリ党首、AKPを支持
2008年08月27日付 Milliyet 紙
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、憲法裁判所の権限を制限することを可能とし、解党を困難にする、憲法改正努力を支持するだろうと発表した。
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、憲法裁判所がもつ権限を制限することを含む憲法改正努力を支持することを明らかにした。
バフチェリ氏は、憲法裁判所が下したスカーフ問題、そして公正発展党(AKP)解党訴訟に関する結審の後、正常化の過程に移れない状態にあるとし、新たな緊張を生む可能性があり、「衰退期」に突入したと主張した。彼はまた、解党しないという憲法裁判所の判決が、単純でよくある警告刑ではないと発言し、「これは宣告された罰である。判決理由ととともに今回の決定は、公正発展党の限界線と行動規範となるだろう」と述べた。
トルコ大国民議会と憲法裁判所の職権争いに注意を引いたバフチェリ氏は、次のように話した。
「民族主義者行動党は、憲法裁判所の役割と権限を定める148条及び153条を含め、この目的のために、議会で可能な、最も広範囲からの意見の一致を得て、実施が決定される憲法改正を誠意をもって取り上げ、そして貢献する準備ができている。
民族主義者行動党は、テロと暴力に手を染めた政党を除き、政党が解党させられることには反対である。この方向での変更も支持するつもりだ。公正発展党は国民投票を伴う憲法改正をする可能性も持っている」
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( 翻訳者:牧 史織 )
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