エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、「我々は漁業を必要としているが、自然や私有の入り江が墓場と化した魚の養殖場となることは望んでいない」と述べた。
エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、私有の入り江が「魚の養殖場、もしくは墓場」という状態になることは望んでいないと述べた。同大臣はこの件に関する法案を次期トルコ大国民議会へ提出し、問題は年末を待たずして解決されるだろうと話した。
ギュナイ大臣は、養殖場が外洋へ移設されるために与えられた期間はまだ満了していないが、養殖場側も移設を若干渋っていると述べ、「期間が進むにつれ、養殖業団体のロビー活動も少しずつ声高になり始めている」と語った。
ギュナイ大臣は、漁業がトルコに収入をもたらしていること、さらには魚介類が観光業において無視できない消費分野のひとつになっていると語り、「これを我々は必要としているが、自然や観光地、そしてブルーツアーもしくは宿泊施設によって利用されている私有の入り江が、魚の養殖場、魚の墓場となることを望んでいない」 と述べた。
観光割り当て金については、「トルコでは不当な試みが続いている」と述べたギュナイ大臣は以下のように続けた。
■我々は割り当て金に敏感
「まるで割り当て金が自然を破壊している、もしくは観光客は訪れるが我が国は収入を得ていないかのようである。おそらくこのプロセスはこれまでにもあったが、我々はこれを緊急に過去のものとする。割り当て金について我々はより強く注意を払い、さらに敏感になっている。そして将来へ向け、法的観点から信頼できるプロセスを推進しようと努めている。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
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