公正発展党議員、トルコ・アルメニアのサッカー試合には行けないことに
2008年09月03日付 Milliyet 紙

9月1日夜に開かれた公正発展党の中央執行委員会(MYK)は、同党国会議員が9月6日にエレバンで行われるサッカーのトルコ・アルメニア戦に行くべきではないと判断した。

共和人民党のデニズ・バイカル党首と民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、アブドゥッラー・ギュル大統領に対し、トルコ・アルメニアのサッカー対抗試合のためエレバンに行かないように厳しい警告を発したが、その後、この問題は公正発展党内でも議論を引き起こした。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相を議長として一昨晩9月1日に開かれた公正発展党中央執行委員会は、新たな政治的論争を引き起こさないよう、サッカー連盟から招待状が送られている国家議員はアルメニアに行くべきではないと判断した。

政治的論争が生じる

中央執行委員会での決定を受け、同党の国会議員たちは、9月6日にエレバンで開催されるトルコ・アルメニア戦を観戦しに行かないことになる。
会合では以下のような考えが明らかにされた。「仮にギュル大統領が行くとしても、トルコとの関係が悪化している国へ、与党の国会議員が試合のために行くべきではない。バランスを心がけ、保つことが必要である。アゼルバイジャンを忘れてはいけない。安全という面からもふさわしくないし、政治的にもふさわしくない。このことから国会議員が行く必要はない」。
また決定を受け、該当する国会議員には、「試合に行ってはいけない」と伝えられた。

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( 翻訳者:牧 史織 )
( 記事ID:14628 )