パムクオール退役少将、新党設立
2008年09月05日付 Yeni Safak 紙

退役少将オスマン・パムクオールが党首を務める「正義と平等党(HEPAR)」という名の新政党が設立された。同党首が委員長を務める設立委員会のメンバーは、政党の設立に関わる請願書を内務省に提出した後、アタテュルク廟を訪れた。パムクオール党首はアタテュルクの棺に花輪を備えた後「国民の協定」の塔に向かい、来賓録に次のように記した。

「偉大なる指導者よ、やり残したことがあってはなりません。トルコの男性、女性を問わず、国民を、あなたが望んだ水準へと高めます。今日は私たちにとって、(亡くなられた)1938年11月11日です。」

パムクオール党首は、続いて党本部で記者会見を行った。同党首はその席で、正義と平等党がスィヴァス会議初日の9月4日に政治舞台での活動を開始することを明らかにし「正義は、この国で最もないがしろにされて、(程度が低い)ままにされているものであり、平等はどこにも見当たらない。そのため、政党の名前に「正義と平等」が選ばれた」と話した。

■拘留中の将軍訪問を批判

パムクオール党首は政党創立の発表の後、記者からの質問に答えた。刑務所に拘留中の退役大将シェネル・エルイグル氏とフルスィト・トロン氏に対し、トルコ国軍の名で訪問があったことについてどう考えるかを聞かれると、トルコはすでに多くの問題を抱えており、あらゆる行動が、十分な斟酌なしに、結果を注意深く検討することなしに行われることで社会は二分されている、と話した。

同党首はさらに、アブドゥッラー・ギュル大統領のアルメニア訪問をどう評価するか聞かれると、「いかなる理由があろうと、このようなことは認められない」との考えを示した。

■政党のエンブレムはアナトリアワシ

政党のエンブレムをアナトリアワシとすることを明らかにしたパムクオール党首は、それに先立つ発言でのしっかりとした説明が目を引いた。

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( 翻訳者:倉本 さをり )
( 記事ID:14642 )