【事件部】NAJA(イラン・イスラム共和国治安維持軍)の犯罪防止警察情報通信技術局長は、交通をより効率的に管理・監視することを目的に、首都の犯罪多発地域や通りに400個の監視カメラを設置する予定であることを発表した。
「ニュース・ネットワーク」が伝えたところによると、アズィーゾッラー・エスマーイーリー大佐は、情報通信技術は社会における安全拡大にとって主要な柱となっていると強調し、「情報通信技術は治安機関にとって、犯罪抑止の中心的柱であると捉えられている」と述べた。
彼はまた、テヘランの各警察署はNAJAのネットワーク・システムに接続していることに触れながら、各警察署の留置所にも監視カメラが設置されていることを明らかにした上で、「このカメラは留置所にいる拘留者たちの行動を監視するために設置されたものである」と説明した。
エスマーイーリー局長はさらに、「交通のより効率的な管理・監視を目的に、監視カメラが首都の犯罪多発地域や通り400箇所に、必要な予算を獲得した上で、87年度〔2008/9年〕にも設置される予定である」と述べた。
エスマーイーリー局長はまた、犯罪地理学に基づいた巡回スマートコントロール・システム(GIS)が始動したことについても触れ、国内の治安巡回に同システムが活用されていることを明らかにした。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:大石容子 )
( 記事ID:14673 )