アランヤで水着姿のまま町を歩くツーリストに地元住民が不快感
2008年09月10日付 Milliyet 紙

昨日(9日)のアンタリヤ、アランヤ市議会を、水着姿のまま通りを歩くツーリストに関する議論が支配した。

民主党出身の県議会議員ヒルミ・アルカン氏は、ラマザン中にツーリストが水着姿のまま通りを歩いていることが地元住民に不快感を与えていることを主張する一方で、公正発展党のシュクリュ・サドゥッラフオールも、ラマザン中であることもあり水着の丈がとても短い女性ツーリストに動揺し、町なかで水着姿のまま何をしているのか尋ねたと説明した。

■「警告されるべき」

サドゥッラフオール氏は、「十分な警告がなされれば、ツーリストが商店街やショッピングセンターでこのような開放的な格好で歩き回らなくなるだろう」と言い、水着姿のまま町を歩く人を自治体や施設所有者が看板等で警告する必要があると語った。

一方、祖国党の市議会議員ムラト・コチャク氏は、以下のように話している。「こういったことを自治体警察の力を用いて警告するのは不適切だ。将来、ツーリズムにとって取り戻すことが不可能なほどの損害を与えうる。
ホテルと施設だけに設置できる看板によって、水着のような海水浴着で町に出ないように警告することはできる」

アランヤ市のハサン・スィパーヒオール市長(祖国党)は、市議会議員たちの提案についてコメントするのを避けた。
スィパーヒオール市長は、市がこの問題についての警告看板を設置するか否か、そして自治体警察が水着姿のツーリストに介入するかどうかについての記者の質問にも答えなかった。

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( 翻訳者:牧 史織 )
( 記事ID:14679 )