エルドアン首相、ドアン・グループをまた批判
2008年09月14日付 Milliyet 紙

ドアン・メディア・グループに向けた批判を続けるエルドアン首相は、ドアン・ホールディング代表取締役のアイドゥン・ドアン氏が首相に送った手紙に言及し、「ドアンは、実業家の立場と出版社の立場を混同している」と述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ドアン・メディア・グループに向けた批判を昨日(13日)も続けた。エルドアン首相は、ドアン・ホールディングス代表取締役のアイドゥン・ドアン氏から送られた手紙に言及し、「手紙には、実業家と出版社という2つの異なる立場があると書かれている。実業家の立場で首相の私への要求と期待を書いている。しかし出版社の立場で書いたとしても(同じで、彼は)自分のふたつの立場を混同していると思われる」と述べた。エルドアン首相は、ドアン・メディア・グループに向けた批判のために一昨日(12日)、声明を発表した国際新聞編集者協会(IPI)も批判した。

エルドアン首相は、ジェマル・カマジュ体育館で行われた公正発展党(AKP)のベイオール第3通常区会議で話し、ドアン・メディア・グループを批判した。
エルドアン首相は、「私はいくつかの質問をしました。そして『あなたには1週間の時間を与えましょう。私は来週、また会議があり、イスタンブルにいます。この質問の答えを公に説明してください。あなたが説明しないのならば私が説明します』と言いました。その日が来たのです」と述べ、「アイドゥン・ドアン・メディアは、破産した商人が古い帳簿をめくるように、『どこから公正発展党を攻めようか』ということに精を出し、あちこち走りまわっている」と述べた。

エルドアン首相は、「今日もあるひとりのコラムニストが我々に教えようとしています。我々は水面下のもくろみを注視しているのでしょうか、それともしていないのでしょうか?我々が注視していることを指し示す必要はないのです。少なくともあなたが追っているくらいはしています。我々は我々が一時的なものであることを承知しています、コラムニストさん、あなたはご自分の状況を考えなさいよ」と話した。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:14701 )