ドゥウェイカでの岩盤崩落事故被災者に新たな住居を提供
2008年09月11日付 Al-Ahram 紙
■ ドゥウェイカの岩盤崩落事故被災者に対し、960軒の住居を60エジプト・ポンドの家賃で提供
■ そのほかに電気と水道設備が整った住居1000件を今日から提供へ
2008年09月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【カイロ:アブドゥルハーディー・タマーム、サハル・ズフラーン】
ドゥウェイカ〔訳注:当初はマンシアト・ナーセルとも報じられていた被災地の地名はその後ドゥウェイカでほぼ統一されている。崩落現場はカイロ郊外の非正規居住地域である両地区の境界部にあたる〕での岩盤崩落事故について、頭金やローンを免除の上、2000軒の住居を被災者に提供するようにとのムバーラク大統領からの指示を実行する動きが迅速に行われ、昨日カイロ県は被災者への住居提供作業を開始した。
カイロ県のアブドゥル・アズィーム知事は、960軒の住居を擁する27棟のビルの準備を完了したと発表した。住居には水道、電気、排水設備や街灯などの施設がすでに整えられている。ドゥウェイカの被災者は病院での診断書以外、いかなる書類も必要ないという。
カイロ県議会のムフタール・アル=ハムラーウィー議員は、2日のうちにこれらの住居への被災者の収容が完了するだろうと発表した。入居者は55から60エジプト・ポンドの月々の家賃を支払う仕組みで、新たな負担を抱えることのないよう、個人所有は認められない。
(後略)
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( 翻訳者:梅原春奈 )
( 記事ID:14710 )