■ インバーバとカイロ空港を結ぶ地下鉄第3号線が着工
■ 新路線の利用客は一日200万人に
■ 6thオクトーバー市行きの第4号線も建設調査へ
2008年09月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
アフマド・ナズィーフ首相はカイロ地下鉄第3号線について、ムバーラク大統領時代の様々な巨大国家プロジェクトに付け加えられた、新たな巨大プロジェクトであることを強調し、カイロに大地下鉄網を建設するとの政権発足初日からの取り組みによって、先の二本の路線に続き、第3路線が完成次第、開通されることになると語った。
続けて首相は、この新路線は東西を結ぶ新たな軸となり、カイロ国際空港から市の中心部に向けての動脈となるのに加えて、最新テクノロジー装置による総合ネットワークを通じて他の地下鉄路線と合流し、ドッキやガザにまで達すると述べた。第3号線は第1、第2号線よりも進化したものになるという。
ナズィーフ首相は今月3日、第3号線の第一期トンネル工事用の巨大な掘削機を稼動させる式典を執り行い、今後カイロは交通渋滞から解放されることを確信していると述べた。
また、首相は6thオクトーバー市とヘルワーンが建設された後、ニュータウンに地下鉄を延長する計画が作られたことを認め、ヘルワーンにはすでに第1号線が乗り入れていることから、第4号線は6thオクトーバー市に乗り入れる計画であることを明らかにした。そして首相は「この分野に関しては、環状の急行地下鉄路線建設といった新しい構想もあり、現在、研究が進められているので、しかるべき時に公表されることになろう」と語った。
(後略)
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( 翻訳者:根田文佳 )
( 記事ID:14712 )