マルディンで整形するのは女性よりも男性 鼻を小さくしたり、腹をひっこめるのが人気
2008年09月19日付 Zaman 紙

 近年、「メトロセクシュアルな(容姿や衣服を気にかける)男性」という考え方が流行りであることは無視出来ないことである。マルディンで整形をする男性の数が女性を抜いた。同市で整形をしたいと思っている人の6割は男性である。その大半のニーズが鼻のカーブや大きさの矯正・腹部の引き締めのどちらかである。

 見た目の美しさを気にするのは女性だけではない。容姿を気にする男性が徐々に増えている。多くの男性が毎朝シャワーを浴び、ひげを剃る。香水をつけずに外へ出ることはない。歯のお手入れも怠らない。衣服も色のバランスと靴・ベルトの組み合わせに気を使う。健康的な身体を保つために定期的にスポーツもする。体重にも気をつかい、食べ物も選んで食べる。これだけやって満足しない男性もいる。髪の色が気に入らなければ、染める。ムダ毛は脱毛またはレーザー処理する。鼻が大きいことや曲がり具合を気にする人は整形手術を行う。

 男性が格好良い見た目を得るために手術をするのは大都市だけの傾向ではない。黒海・南東部では男性も鼻の整形を行い、筋肉を鍛え、腹部を引き締める。マルディン国立病院アルパスラン・トプチュ形成外科医は、整形手術希望者の6割は男性だと言う。外傷があったり、曲がっていたり、そして鼻孔の肉を気にして来院する人の大半は男性であると述べるトプチュ医師は、彼らは外傷が原因で現れる欠陥とともに容姿に関する要望に対応していると強調する。同医師は「美しさとは常に目に見えるものです。誰だって美しい鼻が良い」と述べ、多くの男性が腹部を引き締めるために整形手術を行っている現実を説明する。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:14733 )