エルゲネコン捜査で、23日新たな拘束者 テロ組織の捜査、続く
2008年09月25日付 Milliyet 紙

エルゲネコン捜査の枠組みで一作日拘束された名の知れた人物たちの尋問は続いている。弁護士は、トゥンジャイ・オズカンがテロ組織の一員である疑いをかけられていると発表した。

エルゲネコン捜査の第9弾として拘束された新聞記者のトゥンジャイ・オズカン、元組織犯罪対策支部長アディル・セルダル・サチャンと元エセンユルト市長でジュムフリイェト紙株主のギュルビュズ・チャパン含む17人の尋問がイスタンブル警察で続けられている。

アディル・セルダル・サチャンは、自分が創設した組織犯罪対策支部ではなく、テロ対策支部で拘留されている。サチャンの尋問は、捜査を行っている検事の中のひとりが行う予定であることが明らかにされた。
サチャンの弁護士で弟のセルカン・サチャンは昨日、警察で兄と面会した。弟のサチャンは、兄は元気であり、どんなことについても証言可能であると述べた。

■「政治的陰謀だと述べた」
警察で依頼人と面会した後、会見を行ったトゥンジャイ・オズカンの弁護士アフメト・チョルトオールは、オズカンが「テロ組織の一員である」という罪で拘束されたこと を明らかにした。チョルトオール弁護士は、「オズカンは、この組織と何の関係もなく、人生を通じて無法状態や反民主主義と奮闘してきたため、自分になされたことは政治的陰謀であると考えている。今回の拘束は、組織化した政治活動を妨害するために行われたものであると考えている。これが彼の考えです」と述べた。

エルゲネコン捜査の枠組みで逮捕された4人の中尉と士官学校生徒の拘束に異議が唱えられた。
ユスフ・エリケル弁護士は、依頼人について別々に用意した、「トルコ国軍所属のいかなる将校もテロ組織に入ることはありえない」という表現を用いた請願書の中で、4人の中尉の拘留状態の取り消しを要求した。

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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:14771 )