ラジオテレビ高等機構のアクマン理事長に関して、ドイツで逮捕命令が出ている
2008年09月26日付 Radikal 紙
共和人民党(CHP)中央執行部(MYK)アリ・クルチ議員は、ラジオテレビ高等機構(RTÜK)ザヒド・アクマン理事長に関してドイツの公的機関が出した 「姿を現したら即刻逮捕」という文書があると述べた。クルチ議員は、アクマン理事長が2005年までドイツで滞在許可書とビザを保持していたと述べ、警察外国人支部の「ザヒド・アクマンを見たら即刻逮捕」という命令文書をマスコミ関係者に配布した。クルチ議員は、「アクマン理事長は、ドイツに姿を現したら即刻逮捕するよう要請されている。これらすべての文書にアクマン理事長はどう答えるのだろうか?」と話した。
共和人民党のクルチ議員は、党本部で記者会見を行い、ラジオテレビ高等機構ザヒド・アクマン理事長に関して、再度、議論を巻き起こす文書を公表した。ドイツで結審したデニズ・フェネリ寄付金横領裁判に関して会見を行った共和人民党のクルチ議員は、問題の裁判について、共和人民党のケマル・クルチダルオール・グループ副長と共に進展を見守ってきたことに触れた。共和人民党デニズ・バイカル党首が、トルコ大国民議会(TBMM)キョクサル・トプタン議長を訪問した際に述べた 「ドイツからラジオテレビ高等機構理事長に関する逮捕命令が出たら、これをどう説明しますか?」という発言に触れたクルチ議員は、「本日、この質問の答えをもう一度共和人民党として出します」と述べた。
クルチ議員は、テレビラジオ高等機構のアクマン理事長が2005年までドイツで滞在許可書及びビザを保持していたと述べ、警察外国人支部から「ザヒデ・アクマンを見つけたら即刻逮捕」という命令が出ていると述べた。クルチ議員は、「アクマン理事長がドイツに姿を現したら逮捕が要請されている。これらすべての文書にアクマン理事長はどう答えるのだろうか?」と話した。
クルチ議員は、フランクフルト警察が横領およびマネーロンダリングでアクマン理事長のドイツにある自宅の家宅捜索を要請していると指摘し、アクマン理事長の「ドイツで禁止されていることはない」という説明が事実に反していると述べた。クルチ議員は、アクマン理事長にフランクフルト警察の要請を繰り返した。
クルチ議員は、アクマン理事長の逮捕命令に関する文書が昨夜遅くに自分の元に届いたので、まだトルコ語に訳せていないと話した。クルチ議員はアクマン理事長の辞任を呼びかけた。
一方、クルチ議員は、自身や共和人民党ケマル・クルチダルオール・グループ副長がトゥンジェリ出身であることから出てきた報道にも強く反発を示した。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
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