CHP vs. AKP テレビ対決その後―CHPのクルチダルオール、AKPを非難
2008年09月28日付 Hurriyet 紙
共和人民党会派代表代理のクルチダルオール氏は、同党党首バイカル氏の財産に関する主張を進める公正発展党のフラト氏が「罪からあせっている」とし、「君はここから身を引け。党首同士が議論を行えば良い」と話した。クルチダルオール氏は、バイカル党首とエルドアン首相が、再びウウル・デュンダル氏の仲介で(彼の討論番組で)相見える可能性があると強調した。
共和人民党会派代表代理のケマル・クルチダルオール氏は、「共和人民党のデニズ・バイカル党首の財産」に関する主張を進める公正発展党のデンギル・ミル・メフメト・フラト副党首に対し、「君はここから身を引け。我々の党首同士が議論を行えば良い」との呼びかけを行った。フラト副党首の記者会見をチュクランバルの自宅でみたクルチダルオール氏は、「罪からあせって行われた会見だ。バイカルさんの財産に関する話題はデンギル・ミル・メフメト・フラトに関わりない。仮にエルドアン首相がバイカルさんの財産に関する尋問を望むのなら、ウウル・デュンダルを代表に立てて、議会または他の場で集まればいい。そもそもバイカルさんは、議論が始まる前私に『もし私の財産が問題となったら、議論の相手は私と公正発展党の党首であると言いなさい。二人で会談をもつか、もしくは二人の不逮捕特権を排すか。それとも私の特権のみを排せばいい、自ら裁判所へ行こう、彼らも手にしている証拠書類を裁判所へ提出すれば良い』と仰った」と話した。クルチダルオール氏は、フラト議員の後に議会で行った記者会見において、以下のように述べた。
■ メナス社はレッドライン検査対象に
関税局長は、「メナス社がレッドライン検査対象にあるか否かについては明かせない」と言っている、それ以上何を話せと言うのか。ある監査職員が密輸もしくは架空の輸出について報告書を記した際、これは自動的に危機管理局へと送られ、その企業もレッドライン検査の対象となるだろう、メナス社がそうだったように。フラト副党首は自らの名が記されている文書をもみ消せと要求したのであり、明らかな権力の濫用である。
■ あなたの額に釘付けにしようか
裁判所ははっきり、「実際に輸出業務とは関連のない」、つまり架空の輸出と述べている。この判断もフラト氏が公正発展党の副党首を勤めている時に下されている。この捏造が行われた時にメナスの第二理事も務めている。フラト副党首は疑惑を掛けられる証拠を提出しろと話しているが、あなたの額に行政裁判所の決定を貼り付けよう、これを釘付けにする必要があると言うのか。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:14791 )