CHP vs. AKP テレビ対決その後―AKP談話「クルチダルオールは詐欺師」
2008年09月28日付 Zaman 紙

公正発展党(AKP)副党首デンギル・ミル・メフメト・フラト氏と共和人民党(CHP)会派代表代理ケマル・クルチダルオール議員の発言の応酬が火花を散らしている。

木曜日(25日)議会で議論を交わした両議員が昨日(27日)再びマスコミに登場した。まずフラト副党首が公正発展党党本部においてプレス向け会見を行い、クルチダルオール議員が公式文書で事実を捻じ曲げたとして非難した。

クルチダルオール議員は、文書をメナス社をレッドライン検査から免れさせるものとして提示したが、文書ではこのような表現はなかったと説明した。税関局に送られた文書の日付の時点で、クルチダルオール議員の主張とは反対に、(自身が)会社とは関係があったのを示している。共和人民党の議員を「前例のない詐欺行為だ」と非難し、また「恥ずべきはわたしではなくあなただ。すべてのメディアと国民を騙した」という表現まで用いた。フラト副党首は、議会での議論を聞いていた監査官も自身に連絡してきて良心が痛むと述べた、と明かした。

また「(監査官は)架空の輸出ではないとの線で報告を準備したとのこと。監査官にこのファイルを欲したが、ラマザン休暇のために家族と故郷で過ごしており、休暇後にこの報告書を送るとの説明を受けた」とも述べた。

フラト副党首は、「世界の政治史上類を見ない詐欺について説明します」と、かつて(詐欺師の)スリュン・オスマンがアナトリアからやってきた人々を(欺いて)橋を売った話しを説いたのち、以下のように続けた。「クルチダルオール議員が手で文書をひらひらして見せ付けたのち、それが本物かと思いました。私の名が文書にあることに悲しみました。その文書を同議員に求めました。しかしながら文書にはレッドライン検査対象からメナス社を免れさせるよう求める表現はなかったのです。」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:14792 )