大統領、首相、政党の党首たち、バイラム中はどこで何を? 
2008年10月01日付 Zaman 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領、キョクサル・トプタン国会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、有意義な訪問を行った。一方、民主市民党は死亡したテロリストの家に行き、議論を呼びうるバイラムの訪問を行った。

■ 国民は拍手で祝福

アブドゥッラー・ギュル大統領は、(アンカラの)コジャテペ・モスクでバイラム(断食月明けの祝祭)の礼拝を行った。早朝にモスクを訪れたギュルのために厳重な警備態勢がとられた。礼拝の後国民とお祝いし合った大統領は、拍手と熱烈な歓迎を受けた。保健相のレジェプ・アクダーもコジャテペ・モスクでバイラムの礼拝をおこなった。

■ トプタン国会議長:バイラムは休暇でない

トルコ大国民議会のキョクサル・トプタン議長は、バイラムの礼拝を出身地のゾングルダクにあるアジュルック・モスクで行った。バイラムは休暇でなく、年配者と身寄りのない人に思いを馳せる日として位置づけられるよう望んだ。トプタン議長は、仲裁委員会に関する質問について共和人民党が否定的な返答をしたことを指摘した。同議長は、共和人民党が提案した理由の明示が適切でなかったと述べた。

■ 子供たちに5新トルコリラ(約500円)の小遣い

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、(イスタンブルの)ウスキュダルにあるマルマラ大学神学部のワクフ・モスクでバイラムの礼拝を行った。イスタンブル知事を務めるムアッメル・ギュレルと県警本部長のジェラーレッティン・ジェラーフも礼拝をここで行った。エルドアン首相は、礼拝の後エムニエト地区にある自宅に向かった。家の前に集まっていた子供たちとお祝いしたエルドアン首相は、5新トルコリラずつのお小遣いを配った。

■ トゥルケシの墓を訪問

民族主義者行動党の党首デヴレト・バフチェリは、(アンカラの)ガーズィー地区のメルケジ・モスクでバイラムの礼拝をおこなった。礼拝の後(故)アルパスラン・トゥルケシの墓地に向かい、ここで彼を待っていた党員とお祝いをした。詠み上げられたコーランの文句を聞いたバフチェリ党首は、墓にカーネーションをそなえ、水を注いだ。墓地を後にする際、トゥルケシの墓石をやさしく触れていった。

■ 民主市民党による議論される訪問

民主市民党の代議士は、戦闘で亡くなったクルド労働者党(PKK)のテロリストの家族らに対しバイラムの訪問を行った。ヴァン選出の国会議員オズダル・ウチレルとファトマ・クルトゥランは、まず党員とお祝いをした。そのあと(トルコ)治安部隊と行った戦闘で5名の死亡者を出した戦士一家を訪問した。(戦死者の)母のアイシェ・ゲジジは、PKKの色を象徴する布切れを首にかけていた。

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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:14811 )