モサド系ウェブサイト、対イスラエル闘争の象徴的人物の暗殺に懸賞金
2008年09月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ モサド運営ウェブサイトがサミール・クンタール暗殺に懸賞金
2008年09月24日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面
【ラーマッラー:本紙ワリード・アワド】
レバノンのヒズブッラーとの捕虜交換取引により最近、イスラエルの刑務所から解放されたサミール・クンタールへの追跡をイスラエルは続けており、モサドが出資するイスラエルのウェブサイトがクンタール暗殺に懸賞金を懸けた。
パレスチナ情報筋は「こうした脅迫は30年前に選んだ生き様を完遂させるという自分の揺るぎない決意を強めるだけだ」とのクンタール氏の発言を伝えた。
自身の暗殺に懸賞金が懸けられたことに対してクンタール氏は声明を出し、「敵が暗殺を計画していることはよく知っている。しかし私の血は安くない。もし脅迫の実行を決定したなら、イスラエルは高い代償を支払う用意をすべきだと断言する」と述べた。クンタール氏はまた、「レバノンの機関はレバノン各地でモサドが管理している休眠組織に対して警戒と注意を強めている」と述べ、「これらのネットワークを見つけ出し、そのメンバーを正義のもとに引きずり出すための不断の努力」を呼びかけた。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:梶田知子 )
( 記事ID:14819 )