世界中の正教会指導者や代表者らが、「パウロ年」に関連し、コンスタンティノープル総主教庁主催のイベントのためイスタンブルを訪れた。
「正教会指導者」らは、2008年が「パウロ年」として承認されたことで、コンスタンティノープル総主教庁主催のイベントでイスタンブルに結集した。イベントに参加するロシア正教会の総主教アレクシイ2世は、89年ぶりにトルコを訪れたロシアの総主教となった。特別専用機でイスタンブルを訪れたアレクシイ2世は、アタテュルク国際空港の大臣らが歓待されてきたVIPサロンで休憩しているところが目撃された。
明らかになった情報によると、聖ゲオルギオス大聖堂においてマスコミに非公開で行われた会合では、エジプト、シリア、エルサレム、キプロス・ギリシャ地域、ギリシャ、アルバニア、チェコ共和国、スロバキア、フィンランド、そしてエストニアから教会指導者を代表とする代表団が、セルビア、ルーマニア、ブルガリア、グルジア、そしてポーランドからは教会代表者らが参加した。
会合では、聖書の専門家である神学者や学者が参加する「国際聖書シンポジウム」の開催が決定された。12日にはコンスタンティノープル総主教のヴァルソロメオス1世も参加し、聖ゲオルギオス大聖堂にて行われる共同式典の後、会合に関する情報が公表される予定である。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
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