ギョクチェキ市長、CHPと共闘でアンカラ市長候補はカラヤルチュン
2008年10月13日付 Zaman 紙
(メリフ・)ギョクチェキ(現アンカラ広域都市市長)は、「カラヤルチュン(社会民主人民党党首)が共和人民党(CHP)からアンカラ市長に立候補して、新たな未来のリーダーとなるだろう。」と述べた。
アンカラ広域都市庁舎で記者会見を行ったギョクチェキ市長によると、主要野党のリーダー、デニズ・バイカルは(政治的)窮状の中におり、地方選挙で国政選挙よりも獲得得票が少なくなったら、共和人民党のリーダーにはとどまれる見込みがない。このため、自陣営を強くするためにカラヤルチュンを立候補者としなければならない。ギョクチェキ市長は、左派政党が統一した状態でさえも、共和人民党の得票率が落ちると信じている。
「バイカル党首は、アンカラで勝てないと知りながら、カラヤルチュンを立候補者として、自らの党首の座を守ることに必死になるだろう。2004年の地方選挙でアンカラから共和人民党の立候補者となったユルマズ・アテシは、12%の票を得たが、ムラト・カラヤルチュンは、20%の票をとった。共和人民党のアンカラでの候補者は他にいない。」
メリフ・ギョクチェキ市長は、ムラト・カラヤルチュンが「共和人民党の立候補者を断れない」とも述べた。カラヤルチュンが、社会民主人民党の党規約により、党首へ再度立候補できないとし、このため市長選出馬を理由に以前の所属の政党に戻り、「共和人民党の未来のリーダー」になることを望んでいると述べた。
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( 翻訳者:新井慧 )
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