アンカラ広域市長、「選挙に負けた者は政界から引退してください」と呼びかけ
2008年10月16日付 Yeni Safak 紙

アンカラ広域都市市長のメリフ・ギョクチェキは、共和人民党(CHP)のデニズ・バイカル党首と社会民主人民党(SHP)のムラト・カラヤルチュン党首にある呼びかけを行った。
ギョクチェキは、「アンカラ市長選に負けた者はだれであれ、政界から引退してもらいたい」と述べた。公正発展党(AKP)本部の政策研究会で講義を行う前に声明を述べたギョクチェキは、バイカル、カラヤルチュンに圧力をかけた。ギョクチェキは、「共和人民党系の地方自治体は、公正発展党系の地方自治体を真似ているだけだ」と述べ、以前彼が述べた「共和人民党内のアンカラ広域市長候補は(社会民主人民党の)ムラト・カラヤルチュンになるだろう」との発言が文字通り明らかになったと語った。
ギョクチェキは、バイカルが共和人民党を除く左派連合は望んでいないと述べ、これにより民主左派党(DSP)はオルドゥとエスキシェヒル市長に申し入れを行ったが、受け入れられなかったと話した。ギョクチェキは、カラヤルチュンが党を含めたすべての役職を手放す可能性があること、彼にとって重要なのは党ではなく将来であると述べ、過去にバイカルとカラヤルチュンの間で起こった非難の応酬について触れた。

■バイカルはカラヤルチュンを法廷に送る予定だった
ギョクチェキは、バイカルは社会民主人民党の候補者リストをイムラルから受け取ったと述べたと話し、「カラヤルチュンは、いくつかの発言のためバイカルを法廷に送ると述べたが、私の知っている限りでは送っていない。しかしカラヤルチュンはバイカルに「(あなたは)人民民主党(DEHAP)との会談を行ったが、結局だめになった」と語った」と述べた。どっちもどっちというような状態となった。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:14917 )