ジュネーブの列国議会同盟会議にエジプトが参加、イスラエルの核保有に警鐘
2008年10月15日付 Al-Ahram 紙

■ ジュネーブの列国議会同盟会議でスルール人民議会議長:「イスラエルの核兵器保有は平和を脅かしている」
■ アズミー官房長官:「表現の自由は市民の基本的権利」

2008年10月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

アフマド・ファトヒー・スルール人民議会議長は「イスラエルの核兵器所有に対する国際社会の沈黙は、中東の平和への深刻な脅威となっている」と語った。

昨日ジュネーブで行われた列国議会同盟の会議でのスピーチでスルール議長は、「イスラエルによるこうした武器〔=核兵器〕の保有は経済的資源を浪費する軍拡競争を生み出しており、経済的、社会的、文化的な人間の権利をも脅かしている」と語った。

またエジプト代表団メンバーのザカリヤ・アズミー官房長官は、「表現の自由は国際的慣習と憲章により認められている基本的自由の1つに数えられる」と語った。この発言は、表現の自由と情報における権利に関する議論の席上で行われた。

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( 翻訳者:梶田知子 )
( 記事ID:14942 )