休暇でシリア旅行に出かけたパレスチナの若者6人が失踪
2008年10月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イード・アル=フィトル〔=断食月明けの祭日)にシリアに観光旅行に行った6人のヘブロン出身の若者が失踪

2008年10月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ラーマッラー:本紙ワリード・アウダ】

 ヨルダン川西岸地区南部の街ヘブロンの複数の地元情報筋が昨日明らかにしたところでは、イード・アル=フィトルの休暇中にシリアへ観光旅行に行っていた6人のヘブロン出身の青年が失踪した。

 青年たちの家族はシリアの治安機関に彼らの失踪と、連絡が途絶えた状況について明らかにするよう請願し、イードの団体旅行でシリアを訪れた息子たちとの連絡が途絶えたことに不安を表明している。

 地元情報筋によると、失踪した若者たちは以下の通り。
 ・バドル・バダウィー・アル=カーディー:23歳、商店経営
 ・ラーミー・アブドゥルワッハーブ・ファラーフ:23歳、木工所勤務
 ・ムウタッズ・イッズッディーン・イーサー・ファラーフ:23歳、アハリー病院職員
 ・ウィサーム・アブドゥルハキーム・アーリフ・ファラーフ:29歳、内装業
 ・ムスアブ・アブドゥルハキーム・アーリフ・ファラーフ:22歳、大学生
 ・ムスアブ・ムウタスィム・ラジャブ・ブユード:23歳、大学生
 彼らはヘブロンの旅行会社を通じてイードの3日間の観光旅行に出かけていた。

 シリアで連絡が途絶えた若者たちの家族が明らかにしたところでは、最後の連絡は彼らがタルトゥースからアレッポへ向かう道すがらのもので、この最後の連絡の際、彼らは緊張していたという。そして先週の水曜日以来、彼らとの連絡は途絶えている。

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( 翻訳者:鈴木啓之 )
( 記事ID:14946 )