凋落の祖国党、党大会ようやく成立
2008年10月26日付 Hurriyet 紙

祖国党は、25日、エルカン・ムムジュ氏が党首辞任に続き行われた特別党大会をどうにか成立させることができた。

祖国党のエルカン・ムムジュ前党首は、別れのスピーチで「私はあなたたちの間から離れるが、仕事を他の仲間に引き継ぎ、あなたたちの間に再び加わります。運命はこれまでのようです。皆さんにお任せします」と述べた。アンカラのアフメト・タネル・クシュラル体育館では、1047人の代表者のうち必要な600人でなんとか過半数に達することががきた。このため10時の予定だった党大会の開会は13時にずれこんだ。議長選出では合意が得られず、緊張が生じた。アフメト・オザル氏、ムラト・アクデニズ氏、サーリフ・ウズン氏、メティン・カラダユ氏が党首に立候補した。党大会の会場では、4人の候補者と設立者のトゥルグト・オザル氏とエルカン・ムムジュ前党首のポスターが張られた一方、メスト・ユルマズ氏の写真がないことが関心を集めた。

ムムジュ前党首は、7月22日の選挙で祖国党が傷を負ったこと、この傷が癒される必要があることを明らかにし、人員交代を強調した。祖国党の設立者であり第8代大統領であるトゥルグト・オザル氏の妻セムラ・オザル夫人も、党首候補のスピーチの後、会場にやって来た。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:14990 )