市場は終日、かなり不安定な値動きを続けたが、終了時には大分楽観的な雰囲気で取引を終えた。朝方、株価下落で始まったイスタンブル証券取引所は、4.1%増の27,832ポイントで取引を終了した。
銀行間取引市場で、1.58YTL(約101円)近くまで上昇したドルは、月曜日の為替市場では1.55YTL(約99円)に下落した。
市場は、各国政府と中央銀行による世界的な金融危機への対策によって、方向を見出そうとしている。不景気の影響を和らげるため、アメリカの中央銀行に続いて日本の中央銀行も利下げした。今後、欧州の中央銀行も利下げに踏み切ることが見込まれている。
1%安で開始した欧州の株式市場でも、3%近くまで値上がりした。アジアの株式市場では、日本の利下げにもかかわらず、グローバル経済に対する不安により5%近く下落した。
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( 翻訳者:富田祐子 )
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