第二次ネズミ駆除計画で1290匹のネズミの死体が回収
2008年11月03日付 Iran 紙
第二次地域ネズミ駆除計画で、1290匹のネズミの死体が回収された。このうち940匹は殺鼠剤による駆除、350匹は家庭用ネズミ取り機などを使った駆除だった。
テヘラン市産業・職業整備公社副社長のマスウード・エスティーリー氏は、イラン紙夕刊版にこのように述べた上で、「第一次ネズミ駆除計画では殺鼠剤・ネズミ取り機などを使って2千匹以上のネズミの死体が回収された。また第一次計画では2週間、第二次計画では11日間、ネズミの駆除が行われた」と明かした。
同氏によると、殺鼠剤で死んだネズミの実数はこの数よりももっと多いという。「専門家によれば、実数は約20倍になるはずだとのことだ。殺鼠剤は3日から7日して効き目が出るもので、殺鼠剤を食べたネズミは巣の中で人目に触れぬまま死んでいくからだ」。
同氏はまた、有害動物の駆除は今後も継続的に行われるとした上で、第三次緊急計画の実施についても、「市民の要望や137番〔※テヘラン市が設置した電話による市民の要望・苦情受付センターの電話番号〕に寄せられた連絡に配慮し、恐らく今後1ヶ月間のうちに次回の駆除計画を実施することになるだろう」と述べた。
エスティーリー氏はまた、降雨がネズミの増減にどのような影響をもたらすかについて、「激しい降雨になれば、ネズミが減ることもあるだろう。雨水がネズミの巣に流れれば、ネズミの生活を混乱させ、彼らを溺死させることにもなるからだ。寒さも、ネズミ退治には有効だ」と語った。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:15048 )