カイロで学校に乗り込んだ母親が娘の同級生たちを殴打
2008年10月31日付 Al-Ahram 紙
■ 保護者たちよ…母親が13人の女子生徒を殴り、衣服を引き裂くとは!
2008年10月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【カイロ:アマーニー・マーギド】
学校における殴打の悪弊が、ついに教師から保護者に感染したらしい。しかも殴打に加えて罵詈雑言や衣服の引き裂きまであったというのだ! これはナセルシティの大きな学校の一つで起こった事件である。小学校4年生クラスの女子生徒数名が、ある同級生の女子と遊ぶのを拒否した。その女子が母親に不満を訴えたところ、母親は放課後、娘の望みどおり、女子生徒たちをお仕置きするため学校に現れたのだ。
母親は校庭で女子生徒たちを両手両足で殴打し、ついには少女たちの服を引き裂くにいたった。しかも悪口雑言を繰り返しながら! 被害は13人の生徒に及んだ。何人かの保護者は殴られた生徒たちと連帯し、自分の娘たちが殴られたり罵られたりするのを恐れて、登校させるのを拒否した。30名の保護者が学校に調査を求めるよう訴えたが、校長が拒否したので、ナセルシティ第一分署で調書を作成してもらったという。
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:15054 )