北京オリンピック・エジプト代表の総括レポートが提出される
2008年11月02日付 Al-Ahram 紙

■ 今夜、カメルーンのコットンとアル=アハリーがカイロで決戦

2008年11月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 今日、ムフィード・シハーブ議会担当相は、銅メダル1個しか獲得できなかった北京オリンピック・エジプト代表のパフォーマンスについてのレポートを、アフマド・ナズィーフ首相に提出する。

本紙記者が得た情報によるとこのレポートには、北京オリンピックに参加した各スポーツ連盟が国家スポーツ評議会から受けた助成金は、4年前のアテネオリンピックの時を上回る3億エジプト・ポンドで、そのうち6000万エジプト・ポンドが準備のために支払われたと記載されているという。同様に、北京オリンピックに参加したいくつかの連盟は準備不足で、他のいくつかはそもそも全く準備をしていなかったと指摘している。

 他方、今日の午後8時、カイロスタジアムでアル=アハリーは、サッカーのアフリカチャンピオンズリーグへの出場権をかけてカメルーンのコットンと対戦し、2週間後にはカメルーンでアウェイ戦が行われる。今夜の対戦はアル=アハリーにとって決定的な一戦となる。カメルーンで行われるアウェイ戦で喜ばしくない番狂わせが起こるのを避けるため、アハリーはこの試合に出来るだけ多く得点して勝たねばならないのだ。

この一戦は両チームにとって初めての対戦であるが、アフリカチャンピオンのアル=アハリーはカメルーンのサッカーチームとこれまでに2度試合をしたことがある。それは1983年、1984年のキャノン・ヤウンディとの対戦である。

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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:15075 )