イスラエル特殊部隊がガザ南部に侵攻、停戦の危機
2008年11月13日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ オルメルト、ガザ地区からのロケット弾発射をうけてガザ地区への電力供給切断の提案を検討
■ ガザ地区でイスラエル軍兵士との衝突によりパレスチナ人活動家4人が死亡

2008年11月13日付クドゥス・アラビー(イギリス)紙HP1面

【ガザ:本紙アシュラフ・アル=ハウル】

 昨日水曜日、ガザ地区南部のアル=カラーラ地区に侵攻したイスラエル軍特殊部隊との衝突により、パレスチナ人活動家4人が死亡した。これによってパレスチナ諸派とイスラエルとの6月19日以来の脆い停戦が脅かされている。

 ムアーウィヤ・ハサネイン救急局長は「ガザ地区南部のアル=カラーラ地区で、イスラエル軍の砲撃によりパレスチナ人レジスタンス 4人が殉教した」「彼らの遺体はハーン・ユニースのナースィル病院に搬送された」と述べた。

 一方、ハマースの軍事部門であるイッズッディーン・カッサーム軍団は、4人の戦闘員の死亡を告知する以下の声明を発表した。「ムフスィン・アル=カドラ(23歳)、マフムード・ヌアイム(28歳)、ラーミー・ファリーナ(35歳)、イスマーイール・アブルアラー(31歳)の4人がシオニスト軍との衝突において殉教した」。

 イスラエル軍の報道官は、「イスラエル軍は衝突で4人のパレスチナ人活動家を殺害し、さらに彼らが所持していた銃器と手投げ弾を発見した」と確認した。イスラエル軍はその4人はガザ地区とイスラエル領とを隔てる防御フェンス付近に‘爆発物を設置’しようとしていた、と説明した。イスラエル軍兵士1名が軽傷を負ったという。

 この衝突後、戦闘機2機がパレスチナ領内を空爆したと同報道官は明かしたものの、すぐには被害状況に触れなかった。

(中略)

 イスラエル軍放送は、政治・治安問題縮小閣議(キャビネット)の集まりでオルメルトが述べた「ガザへの送電をカットするという提案を真剣に検討する」との発言を報じた。この提案は、キャビネットのメンバーであるハイム・ラモン副首相とシャス党のイツハク・コーヘン大臣によるものである。

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( 翻訳者:梅原春奈 )
( 記事ID:15121 )