スカーフ女性のCHP参加についてエルドアン首相、「理想的な進展だが・・・」
2008年11月21日付 Milliyet 紙

エルドアン首相は、チャドル(長衣)やイスラーム風スカーフを着用した女性たちが、共和人民党(CHP)に参加することに関連して、「トルコですばらしい進展がある。この進展過程が同じように展開していくことを願っています。しかし起こらないでおいてくれたらと思うこともあります、それはスカーフ女性たちが利用されることです」

エルドアン首相は、20日、インド訪問の前にエセンボア空港(アンカラ)で行った記者会見で、チャドル(長衣)をまとった女性の共和人民党参加に関する質問に答えた。
「ここ数日でチャドルをまとった女性が共和人民党に参加したことが話題になりました。このことに関してコメントはおありですか?」という質問を笑みを浮かべながら聞いたエルドアン首相は、以下のように返答した。
「そのことについて、私は一言だけ言います。トルコで、理想的な進展が起こっています。この過程が同じように展開していくことを願っています。しかし起こらないでおいてくれたらと思うこともあります、それはスカーフ女性が利用されるということです」

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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:15168 )