エジプトとロシア、天然ガス・鉱物資源などの分野で協定に調印
2008年11月13日付 Al-Ahram 紙
■石油・天然ガス・鉄道・空港および港湾開発の分野でエジプトとロシアが協力
■モスクワでのエジプト・ロシア間フォーラムの閉幕にあたり、2つの協定に調印
■ナズィーフ首相、ロシア人実業家にエジプトでの共同投資拡大を呼びかけ
2008年11月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【モスクワ:ウサーマ・アブドゥルカリーム】
エジプトとロシアは昨日、天然ガスと鉱物資源分野での協力に関する二つの協定に調印した。1つ目の協定は、天然ガスの採掘・生産・流通・マーケティングにおける調整と協力を求めるもので、2つ目はエジプトの様々な県における鉱物資源の探査における協力を求めるものだ。
モスクワで開かれた第1回エジプト・ロシア間フォーラムの締めくくりにあたり、ロシア通商産業会議所で 行われた調印式には、エジプトのアフマド・ナズィーフ首相のほか石油相、通商産業相、運輸相、観光相が出席し、ロシア側からは複数の高官と、エフゲニー・プリマコフ会頭が出席した。
アフマド・ナズィーフ首相はフォーラムの開会の辞で、政治・経済分野でのエジプト・ロシア関係の親密さを強調し、「両国関係は将来さらに発展するだろう」との期待を示した。そして「特に 両国は通商およびロシアからの観光客の規模拡大において大きく前進してきた。いまやエジプトへの観光客の数でロシアは世界一となった」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:桑山沙央里 )
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