イスラエル大統領、宗教対話会議で歴史的な演説へ
2008年11月06日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ペレス大統領、宗教対話会議でサウジ国王の後に演説予定
2008年11月06日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面
【ナザレ:ズヘイル・アンドラウス】
イスラエル政府は昨日水曜、サウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアジーズ国王の提案で11月11~13日にニューヨークで行われる国連宗教間対話会議にシモン・ペレス大統領が参加すると発表した。ペレス大統領にはツィピ・リブニ外相が同行するという。
フランス通信社(AFP)が報じたイスラエル政府の声明によれば、ペレス大統領とリブニ外相はこの機会を利用して、アラブ諸国の代表たちと作業会合を行う考えだという。またイスラエルの報道によれば、ペレス大統領は来週ニューヨークで行われる宗教対話会議で、サウジ国王による演説のすぐ後に、イスラエル の歴史上初めてスピーチを行う予定だという。この会議は 国連との協力のもと、サウジが呼びかけたもので、11月の11~13日にかけて開かれる。
イスラエルのイディオット・アハロノート紙はイスラエル政府筋の話として、「ペレス大統領の演説は1948年のイスラエル建国以来、前例のないものとして歴史に残るだろう。過去の国際会合でイスラエル代表団が演壇に登った際に何度かあったように、サウジ代表がペレス大統領の演説中に席を立つことはないだろう」と伝えた。
(後略)
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:15236 )