パレスチナ内部対話の開催に向け、エジプトは努力を継続
2008年11月10日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ ハマース、対話のボイコットを内部対立と結びつける見方を拒否
■ エジプトは自身が用意した“ペーパー”にこだわり、対話会議開催に向けた尽力を継続
2008年11月10日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面
【ガザ、ラーマッラー:本紙アシュラフ・アル=ハウル、ワリード・アワド】
ファタハ高官は9日日曜日、この2週間のうちにパレスチナ内部対話を開催できるよう、エジプトは尽力を続けていると語った。
同じく 昨日、中東和平の仲介役を務める4者委員会〔米・国連・EU・露〕は、パレスチナ・イスラエル間の和平協議を継続させるべく尽力したが、イスラエルでは年内に和平合意に到達するとの希望を打ち砕くような政治的不確実性が広がっている。
4者委員会の閣僚級会合のラウンドテーブルに共に着席したツィピ・リヴニ外務大臣とマフムード・アッバース大統領 は、和平プロセスの現状について概観 し、両者は多くの事柄において合意に達したが、そのひとつに 「途切れることの無い継続的かつ直接の二者交渉の必要性」があげられると語った。
(後略)
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( 翻訳者:飯田桃子 )
( 記事ID:15239 )