バフチェリ民族主義者行動党党首、エルドアン首相を「宇宙人」と批判
2008年12月03日付 Milliyet 紙
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、首相が空想のような光景を思い描いていると主張し、『首相は他の惑星に住んで、トルコを宇宙から眺めている』と述べた。
民族主義者行動党のデヴレト・バフチェリ党首は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が空想のような光景を思い描いていると非難し、「ほかの惑星に住んでいる。政治的近眼が盲目になった目で、宇宙からトルコを眺めている」と述べた。
バフチェリ党首は、昨日(2日)祖国党と民主党から多くの人が民族主義者行動党に入党したグループ会談で、公正発展党イスタンブル県連に対し行われた爆弾攻撃を嫌悪の念をもって強く非難すると述べた。
バフチェリ党首は、トルコが暗闇の状況の中にあるにもかかわらず、エルドアン首相が公正発展党のクズルジャハマムキャンプで行ったスピーチで描いた空想のような光景と現実の間に「雲泥の差」があると明らかにした。
バフチェリ党首は、「首相はいまだに口では成功のおとぎ話を語っている。このように空想のような様相を思い描くことができるのは、首相がほかの惑星に住んでいるからであり、近眼が盲目になった目で、トルコを宇宙から眺めていることが明らかだからである」と語った。
■『安っぽい悪用ブローカー』
バフチェリ党首は、6年活動してきた公正発展党政権の看板には、「信仰泥棒、対立を作りだす者、精神的価値の闇商人、汚職まみれ、解体業者、EUとアメリカの忠実なしもべ、分離主義者の隠れた庇護者、不逮捕特権を用いて法の裁きから逃れている者、安っぽい悪用ブローカー」と書かれていると主張した。
バフチェリは、公正発展党が「アイデンティティを擁護する部族思想」により、分離主義者の政治参加への期待を増幅させていると主張した。
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( 翻訳者:栗林尚美 )
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