ヤシャル・ケマル、大統領府文化芸術大賞授賞式のため大統領府へ
2008年12月04日付 Milliyet 紙

大統領府文化芸術大賞が今日、チャンカヤの大統領官邸で行われる式典で受賞者に授与される。

ギュル大統領は、文学部門からヤシャル・ケマル氏、建築部門からトゥルグト・ジャンセヴェル氏、音楽部門からアラエッティン・ヤヴァシュチャ博士が大賞授与に値すると判断していた。

世界で「アー・ハン[アガ・カーン]建築賞」を3回受賞したことのある唯一の建築家、トゥルグト・ジャンセヴェル氏(88)は健康上の問題があり自宅療養中であることから、授賞式には出席することができない。ジャンセヴェル氏の賞を、妻のニリュフェルさんと娘のフェイザさんがギュル大統領から直接受け取る予定だ。アラエッティン・ヤヴァシュチャ氏(82)とヤシャル・ケマル氏(85)はというと、本人が式典に列席することになっている。招待来賓のひとりノーベル文学賞作家のオルハン・パムク氏は、ニューヨーク在住のため式典に臨席できない。このためギュル大統領がホスト役を務めてケマル氏とパムク氏を会わせるという思惑は実現しなかった。
招待来賓のひとり作家のアダーレト・アーオール氏からは良い返事が得られたことが分かった。式典には、文化・芸術分野の職業団体の代表者や、文芸評論家、建築学部の学部長、音楽家なども招待されている。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:15259 )