犠牲獣販売所で偽札にご注意
2008年12月04日付 Yeni Safak 紙
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ヴァン警察は犠牲獣を売る市民が不当な扱いを受けないよう、偽札に関して販売者に注意を促した。警察の密輸・組織犯罪対策局支部は、犠牲祭前に市場に多くの偽札が出回っていることが確認されたことを受けて、犠牲獣が売られるヴァン-オザルプ道路沿いにある犠牲獣販売所を訪問し、犠牲獣を売る市民にトルコ共和国中央銀行作成のパンフレットを配布した。アフメト・アティラ警察署長は、売買の際、偽札をどのように区別すべきかについて人々に説明し、犠牲祭をチャンスと考えている偽造者が特に犠牲獣販売所で市場へ偽札を流通させようとしていることを明らかにした。そして販売者が偽造者に対し前もって警戒するためこのような啓発活動をしていると話した。
アティラ警察署長は、犠牲獣を売る市民の大部分が田舎の村人であると言い、犠牲獣を売るため村から都市へ来た村人は偽造者に簡単に騙されやすいと述べ、彼らに新トルコリラ紙幣にある偽造防止の特徴について説明した。

■偽札テスト
その後、アティラ署長は販売者にテストをした。自分のポケットから出した偽札1枚が含まれる2枚の50YTL紙幣を彼らに渡し、どちらが偽札であるかを答えさせた。
何人かの販売者は、お金を扱って仕事をしいるので、偽札と本物を区別できると述べたが、自分たちに配られた偽札を本物と区別することがなかなかできなかった。彼らは長い時間、紙幣を調べたが、お金が偽札であるかどうかいかなる意見も述べることができず、警察が説明した方法で偽札と本物の区別ができないと分かると、独自の方法を使った。販売者の間で次々と手渡しされた紙幣を独自の方法(紙幣にしわを寄せ、手で調べる)で見分けようとした人々のお互いの論議の中にも、様々な様子が見られた。犠牲獣を売る人々の中のほんの一部しか偽札と本物を区別することが出来なかった一方で、販売者は自分たちを指導してくれた警察に感謝した。彼らは紙幣の偽造防止の特徴について知識を得たのでこれからは偽札と本物を楽に区別すると述べ、今後の販売ではより注意深く行動すると話した。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:15261 )