人気TVドラマ「狼たちの谷」、経済危機で放送中断へ
2008年12月07日付 Radikal 紙

テレビドラマ「狼たちの谷」、経済危機の影響で制作会社パナフィルムとSHOW TV間の交渉が決裂。中断の憂き目に。

テレビ番組の中でももっとも視聴されているテレビドラマのひとつである「狼たちの谷」を経済危機が直撃した。前から水面下でいろいろ言われてきたが、今回、次々と視聴率の記録を破ってきたこの番組は1月まで放送されないこととなった。今後いつ放送が再開されるかについては未定。しかし制作会社パナフィルムの説明により、これらの議論に終止符が打たれた。以下が「狼たちの谷」問題に関する進展。

ドラマを放映していたテレビ局Show TVの幹部らは「狼たちの谷」と一緒に「セレブの時間」という番組の放送も中断した。決定ではどちらの番組も少なくとも6週間は放送しない方針であるという。加えて、伝えられるところによると「狼たちの谷」とShow TV間の不和の原因として、局が番組制作者であるパナフィルムに長期間支払いを行なっていないことがあるという。

「狼たちの谷」に関するこれらの議論が続く中、番組制作者であるパナフィルムから様々な発言に終止符を打つ説明が寄せられた。このなかで放送局との間に金銭的な問題があることを明かしており、次のように述べられている。「パナフィルムとShow TVとの間に金銭的問題があることは間違いない。Show TVがこの問題に対し永続的な解決策を見つけられなければ、我々は袂を分かつことになろう。「狼たちの谷の霧」「セレブの時間」がどの放送局で放送されるかは、問題解決後に明らかになるはずだ。視聴者に対しては誠意をもって伝える」

同様の事態は経済危機が始まった時期にもおこった。SHOW TVは1作あたり75万トルコリラ(4500万円)にのぼる支払いへの値引きを要求していた。
パナフィルムは譲歩しなかったが、「狼たちの谷・霧」は再び番組として放送された。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:15280 )