共和人民党、地方選挙への立候補者決め作業、着々と
2008年12月10日付 Milliyet 紙

共和人民党はイスタンブルで22、アンカラで12の区といくつかの県での首長候補者を定めたと発表した。共和人民党は、エスキシェヒルの候補者に関して民主左派党のユルマズ・ビュユクケルシェンの決定を待っている。

(来年)3月29日の地方選挙の準備を進めている共和人民党執行部は、12月21日に行われる総会の内規(決定)の後、自治体候補者を発表する予定である。

共和人民党中央執行委員会がイスタンブルで22、アンカラで12の区といくつかの県での首長候補者を決定したことが報じられた。イスタンブル広域市長候補には前大臣のエルジャン・カラカシュが立候補を望んだほか、ジェム・コズ、ギュルセル・テキン県連委員長、イスタンブル選出国会議員メフメト・セビゲンそして元イスタンブル商工会議所アタライ・シャーヒンオール会頭の名も舞台裏で上がっている。

イスタンブルのカドゥキョイ、ベシクタシュ、ビュユクチェクメジェでは現区長が再び候補となること、および中央執行委員のエルドアン・トプラクがバルクキョイ地区の、バフリ・シパンがバイラムパシャ地区の候補になると予期されている。

元イマームのオスマン・ヌーリ・ベディルがスルタンベイリ地区での候補に挙がっている一方、シシシュリ地区ではベルハン・シムシェクもしくは党員に加わることが明らかにされたエディズ・フンにも機会があるとされている。バージュラル地区ではバイラム・アリ・チェシュメリが、バフチェリエヴレル地区ではサッフェト・ブルトが、ギュンギョレン地区ではレミ・チェリキが、キャウトハーネ地区ではギュルテキン・サルテルが、カルタル地区ではエムレ・サルトゥク、トゥズラ地区ではジェミル・エクシがそれぞれ候補者に指名されることが待たれている。

■ イズミルではスサムが候補者に

共和人民党のデニズ・バイカル党首の指示にもかかわらず、候補者を明示しなかったイズミルでは、アジズ・コジャオール市長に加えて、大臣経験者のハカン・タルタンとユクセル・チャクムル、共和人民党中央執行委員会のイズミル選出国会議員のメフメト・アリ・スサムの名も事前に挙がっている。

アンカラでは広域市長候補にムラト・カラヤルチュンが実現する一方、チャンカヤ区(長候補者)は一向に決まっていない。バイカルの選択により方向性を決定するチャンカヤでは、共和人民党の県連委員長を辞職したヤシャル・チャタクが、元ウルギュップ市長のベキル・オルデミシュが、党議会のレヴェント・ギョク、労働組合員のヤシャル・セイマン、トルコ技術・建築会議所(TMMOB)のビュレント・タヌク、首長経験者のドーアン・タシュデレン、ハイダル・ユルマズと現首長のムザッフェル・エルユルマズの名が挙がっている。

(ほかに各地の候補者をみると)ガズィアンテプではムスタファ・ユルマズ、コジャエリではセファ・シルメンファが候補者に決定のようである。メルスィン、トラブゾン、ムーラ、チャナッカレ、エディルネ、アルトヴィンでは共和人民党の現職が再び候補となることが有力視されている。

(後略)

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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:15300 )