■ 巡礼者たち、ミナでタシュリーク(犠牲祭後の3日間)第一日目を過ごす
■ 抽選枠の巡礼者、帰国の第1便は今週金曜日に
2008年12月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ミナ:アフマド・ムーサー】
聖地巡礼者たちは預言者のスンナ〔=慣行〕に従い、ミナでの儀式を行ってタシュリークの第1日目を過ごしている。ミナでは小中大の石柱に順に小石を投げるが、中には石投げを正午以降にまわす者も数千人いる。一帯が拡張されたことにより、儀式はやりやすくなった。
二聖都の守護者であるサウジアラビアのアブドゥッラー・ブン・アブドゥルアズィーズ国王は昨日、アフマド・ダルウィーシュ・エジプト公式巡礼団長、サラーフ・ヒシャーム巡礼実行委員長をはじめとする巡礼団長たちや、数多くの国家首脳や公人と対面した。
タシュリークの二日目を石投げの儀式で過ごす巡礼者たちがいる一方で、先を急ぐ者たちは日没前にミナを離れ、カアバ神殿の周りを回るタワーフの儀式を行うためにメッカに向かい、直接メッカ入りした人たちはその後メディナに向かう。だが約100万人の巡礼者は明日もミナに残ってタシュリークの第3日目を過ごしてから巡礼の行を終える。
抽選枠の巡礼団のアフマド・ガマール副団長の話では、メディナを訪問して預言者への挨拶をし、儀礼を終えた抽選枠での巡礼者たちの帰国第1便は、今週の金曜日にカイロへ到着する。またカイロから直接メッカに入った抽選枠の巡礼者たちのメディナ行きは、明日から始まる。
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( 翻訳者:梶田知子 )
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