地方選挙を前に、首長候補への立候補者の人選でもめている公正発展党(AKP)で、アンカラ市長候補決めが難航している。
一昨日(16日)行われた中央執行委員会(MYK)の会合で、現職のメリフ・ギョクチェッキ氏続投か、ケチオーレン市長トゥルグト・アルトゥノック氏をアンカラ広域都市市長候補として選出するかが議論される中、アンケート調査が続行中であり、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とアンカラ選出国会議員らとの協議の後、確定されることが明らかになった。
公正発展党(AKP)が現職首長を候補者として決定したのは、イスタンブルのカーディル・トプバシュ氏、アンタリヤのメンデレス・テュレル氏、コンヤのターヒル・アクユレッキ氏、コジャエリのイブラヒム・カラオスマンオール、カイセリのメフメト・オズハセキ氏である。
エルドアン首相も昨日(17日)コンヤ、アンタリヤ、カイセリで現職の首長を候補者として推すことを発表した。1月15日までに全候補者を発表する予定の公正発展党(AKP)は、その他7広域都市の市長候補者の検討を続ける。
■ギュゼルベイ氏確定せず
ガズィアンテプ広域都市市長のアスム・ギュゼルベイ氏、サムスン広域都市市長のユスフ・ズィヤ・ユルマズ氏、ブルサ広域都市市長のヒクメト・シャーヒン氏、アダパザル広域都市市長のアズィズ・デュラン氏、エルズルム広域都市市長のアフメト・キュチュクレル氏がどうなるかは未定。
政治の舞台裏ではサカリヤとエルズルム市長は退任するだろうとされている。ブルサ市長候補については、トルコ最大規模の都市改革を実現させた、オスマンガーズィ市長のレジェプ・アルテペ氏の名前が挙がっている。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:15363 )