米議会代表団がエジプトを訪問、オバマ新政権の中東政策などが話題に
2008年12月15日付 Al-Ahram 紙

■ 米議会の代表団、エジプト大統領との会談後に談話
■ 「オバマ次期大統領は和平プロセス推進のため、ムバーラク大統領との協議を望んでいる」
■ 「エジプトとアメリカとの関係は強固で相互の敬意の上に成り立っている」

2008年12月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

アメリカ議会代表団長バイロン・ドーガン上院議員は昨日のホスニー・ムバーラク大統領との会見後、「次期アメリカ大統領のバラク・オバマ氏は和平プロセス推進のため、ムバーラク大統領との協議を望んでいる」と述べた。

またドーガン上院議員は 、オバマ政権は和平プロセスの推進を米の外交政策の優先事項に挙げていることから 、この問題に集中的に取り組むだろうとの確信を表明した。

記者 会見でドーガン議員は、今回のムバーラク大統領との会見は地域の諸問題について意見を交換する良い機会であり、「有益で実りある会見だった」と語った。またアメリカとエジプトとの関係については、「長きにわたる強固な関係であり、互いへの敬意に基づいている」と述べた。また「会見では、中東の現状の進展をめぐり議論が行われた 」と述べた。

また会見では、来月にバラク・オバマ氏が大統領職に就任するのに伴う 米政権の変化にも話題が及んだ という。さらにドーガン議員は、米議会はエジプトの財源確保 と、両国間のパートナーシップに基づく共同作業のために継続して取り組んでおり、両国間のパートナーシップは「大きな評価を得ている」と強調した。

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( 翻訳者:飯田桃子 )
( 記事ID:15407 )