「文明」を衝突させたハンティントン教授、死去
2008年12月28日付 Yeni Safak 紙

文明の衝突論を世界的議題としたアメリカ人政治学者サミュエル・ハンティントン教授が亡くなった。ハーバード大学のインターネットサイトで行われた発表によると、ハンティントン教授(享年81歳)は、4日前にマサチューセッツ州のマーサズビニャードでその生涯を閉じた。同教授はハーバード大学で2007年まで教鞭をとっていた。

ハンティントン教授は、1996年に出版された「文明の衝突」という論文で国際的に著名となった。39言語に翻訳されたその本でハンティントン教授は、冷戦後の世界での大規模戦争は、国民国家間ではなく、諸文明間の文化や宗教の相違に直面させるという論を扱っていた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:15432 )