エジプト、イスラエルによる空爆の負傷者を受け入れるためラファハ通行所を開放
2008年12月28日付 Al-Ahram 紙
■ エジプト、負傷者受け入れのためラファハ通行所を開放
2008年12月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP世界面
【ラファハ:アフマド・サリーム、ラーマッラー:通信各社】
エジプトのホスニー・ムバーラク大統領は、イスラエルの攻撃による全負傷者をラファハ通行所を通して受け入れ、エジプト国内の病院で必要な治療を提供するよう命じた。
エジプトは通行所を開放して数十台の救急車と緊急医療チームを送り出し、国境近くのいくつかの病院の病床を空けて、(パレスチナ人)負傷者の受け入れに備えた。パレスチナのマフムード・アッバース大統領はイスラエルによるガザ地区攻撃を非難、ナビール・アブールデイナ大統領府報道官によると、アッバース大統領はイスラエル政府に攻撃停止を求めると共に、国際社会に介入を求めた。
PLO執行部のヤーセル・アブドゥラッボ氏は、イスラエルの空爆に対する緊急措置を講じるためにパレスチナ政府は緊急閣議を開いたと発表し、「最悪の事態が予想される」と語った。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:15434 )