ベネトンの店舗で不審火
2008年12月31日付 E'temad-e Melli 紙

昨日未明ベネトンの店舗で火事があり、テヘランの消防隊員らによって消し止められた。

 テヘラン消防庁のベフルーズ・タシャッコル広報局長は火事の詳細について、「テヘラン消防庁は昨日午前2時39分に、《政府通り》沿いのある店舗で火事が発生したとの通報を受け、消防庁第29支部及び第61支部の消防隊員らが現場に急行した」と述べた。

 同局長は、今回の火事はぼや程度であったことから、火は10分で直ちに消し止められたと指摘、さらに「消防隊員は現場に到着すると、放水ホース2本を利用して、10分で火を消し止め、その後15分から20分で現場の汚れを清掃した」と続けた。

 タシャッコル局長は、出火原因ならびに損害の程度については調査の終了を待ちたいとして、明言を避けた。

 他方、テヘラン警察公報センター所長のアフマディー大佐は、今回の火事について、「火事が起きたのは、《政府通り》と《カーヴェ通り》の交差点にあるベネトンの店舗で、日曜日の夜に発生した。治安維持軍の隊員が事件現場に行き、この件に関して必要な措置を講じた」と明らかにした。



訳注:ベネトンは一部報道で、「シオニスト系企業」として非難された経緯があることから、今回の不審火はイスラエルによるガザへの大規模空爆への抗議を意図した放火である可能性がある。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:15457 )