ギョクチェキ氏、続投へ アンカラ広域市長候補に推薦
2009年01月01日付 Yeni Safak 紙
公正発展党(AKP)は、アンカラ広域市長選出に向けて行われたアンケート調査において圧倒的大差で首位に出たメリフ・ギョクチェキ氏を再び候補者として推薦する。
公正発展党はアンカラ広域市長候補者をメリフ・ギョクチェキ氏続投とする決定をした。3月29日に行われる地方選挙での公正発展党アンカラ広域市長候補者が、本日(1月1日)正式に発表される。公正発展党が下したメリフ・ギョクチェキ氏続投の決定には、中央執行委員会(MYK)の会合での意向が反映されていることは明らかである。本日午前11時、エルドアン首相は公正発展党本部でアンカラ広域市長候補を発表するが、同会見で一部首長候補者も言明することが期待される。
エルドアン首相を議長とした公正発展党中央執行委員会の会合で、アンカラ広域市長候補が誰になるかが議題とされた。エルドアン首相はこの件に関して、中央執行委員会委員らの意見を求めた。メリフ・ギョクチェキ氏が市長候補になることに反対する委員は「3期連続の市長は色あせた」と主張した。一方、他の委員は「アンカラでメリフ・ギョクチェキ氏続投すべき」という見解を示した。見解が聴取された後、投票が行われた。エルドアン首相不参加で行われた投票の結果、9票対10票でギョクチェキ氏続投を決定した。アンカラ全般で行われたアンケートにおいても圧倒的な得票率で首位に立ったことが確認され、エルドアン首相がギョクチェキ氏を再び候補として提示することは確実視されている。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:15462 )