クルド語「解禁」、次は刑務所で―面会でのクルド語使用認可
2009年01月03日付 Milliyet 紙
法務省は、法制局に規則の変更を指示した。クルド語使用の禁止が撤廃に。
トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)によるクルド語放送解禁やトルコ語アルファベットには存在しない “x, q, w”の文字が自由化されたのに続き、法務省もクルド語禁止を撤廃するために一歩前進した。
メフメト・アリー・シャーヒン法務大臣は、受刑者が家族と電話する際にクルド語使用を禁じた規則を変更するよう法制局に指示した。
法務省はヨーロッパ拷問防止委員会の報告書に沿った形で、イムラル刑務所に収容されているテロリストのアブドゥッラー・オジャラン以外にも同刑務所に受刑者を送るとして前進をみせていた。今回法務省は、刑務所でのクルド語禁止を撤廃するために動き始めた。
■やはりチェックされる
法務省官僚らは、電話ではトルコ語だけが使用可能とした文言を規則から削除することを予定している。現在準備中の新規則では、受刑者に対してクルド語をはじめとして他の言語の使用が認可されるだろう。これらの会話も刑務所の電話でなされる他の全ての会話と同様、チェックされることになる。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:15476 )