スーダン・アビエイでの衝突で死傷者、境界画定問題が火種に
2008年12月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ スーダン、アビエイで合同部隊の兵士1人が殺害、8人負傷
■ 国連は事件を非難、当事者たちに平静を維持するよう呼びかけ

【ハルツーム:カマール・バヒート本紙記者】

2008年12月15日付クドゥス・アラビー(イギリス)HP1面

 地域責任者や国連部隊の将校たちは昨日の日曜日、兵士達がスーダンのアビエイで戦闘に巻き込まれ、緊張を緩和させるために同市からの撤退に同意したことを明らかにした。

同じ頃ある高官は、帰属が争われている産油地帯にあるアビエイで衝突が再燃した後、何千人もの市民が町から避難したと述べた。衝突は警察の分派と合同部隊の兵士との間で起きたという。スーダン南部アビエイの合同部隊は、アビエイ市場での喧嘩が原因で一昨日に起きた衝突で同部隊の兵士1人が死亡、市民3人を含む8人が負傷したと発表した。

 アビエイ当局が出した声明によると、攻撃は合同部隊の隊員の間で起きた喧嘩の結果起きたもので、市民を含む負傷者はカドクリー病院に運ばれたという。国連スーダン派遣団は今回の事件を非難し、地区を包んでいた平穏な空気や、地区への避難民の帰還開始にそぐわない事件だと述べた。声明は当事者達に対し、平静を保ち、これ以上の暴力行為を食い止めるために必要なあらゆる措置の採択、アビエイでの和平ロードマップの実現に影響を及ぼさないことの保証と、今回のような事件が将来繰り返されないことを要請した。

(中略)

 2005年に北部と南部で交わされ、20年以上続いた内戦を終わらせた包括和平合意は、アビエイとそれを取り囲む地区の境界線を確定しておらず、境界線の確定問題は両者間の火種となっている。

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( 翻訳者:小林洋子 )
( 記事ID:15520 )