米国外務省広報官、「エルゲネコン捜査の成り行きを見守っている」
2009年01月09日付 Milliyet 紙
米国国務省報道官のひとりホラデイ氏は、エルゲネコン捜査の枠組みで実施された10回目の逮捕劇について評価付けを行い、「訴訟を懸念とともに見守っている」と話した。
ホラデイ報道官はミッリエト紙に対し、以下のように話した。
「拘束された人たちは、目下、法的な段階にあります。この時点で、解釈や推測をするのはまだ早すぎます。我々はこの訴訟を懸念して見守っています。トルコがもつ民主主義的な価値観の中で解決されることを期待しています」
■EUは今回も慎重
エルゲネコン訴訟の当初からずっと、かなり慎重な姿勢を見せ、ある種「公式の沈黙」で通しているEUは、この態度を継続させている。エルゲネコン事件に関して欧州委員会は、質問されるまで答えず、一昨日に検討課題となった最新の逮捕劇の後も、同様の態度を保つ姿勢を見せた。
「起こっている進展について、コメントがあるのかどうか」を質問されたことに対し、EU関係筋は、訴訟を興味をもって注視していると強調し、「警察の捜査と訴訟過程が、最高の国際基準に適合したかたちで進められる必要がある」とメッセージを発信した。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
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